19日の東京株式市場では、神戸医療産業都市に本社を置くカルナバイオサイエンスの株価がストップ高(制限値幅の上限)まで上昇した。終値もストップ高で、前日比300円高の1546円だった。同社の株価は、今月に入っておよそ2倍に急伸した。

 同社が11日に国立がんセンターとの共同研究契約を2年延長したと発表したうえ、同センターとの共同研究によって創出した「TNIKキナーゼ阻害剤」について米特許商標庁から特許を認めることを示す通知を受け取ったと12日に発表。これらを材料にして株価の上昇基調が強まっていた。

 19日は同社株に目新しい買い材料が出ていなかった。だが、上場企業の2015年3月期決算発表が一巡して個別銘柄の手掛かりが少ない商状ため、上昇が目立っていたカルナバイオ株に買い注文が特に集まりやすくなったとみられる。